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2009年06月25日

近所の某レンタルショップに行くと、毎回手に取るDVDがあります。

悩んだ挙句に結局止めてしまうため、まだ一度も見たことがありません。

理由は 見るのが怖い から。

とは言っても、ホラーやサスペンスではありません。

タイトルは差し控えますが、内容は、食物が生産されて毎日の食卓に上がるまでを追ったドキュメンタリー・・・らしいです。

 日本古来の農業・漁業・畜産業とは異なり、現代では多くの食物が大量生産され機械的に処理されています。

その現実を知りながら、特に「食肉」の部分に関しては直視し辛いのが現状。

キレイに切り分けられ、スーパーに並んだトレイ入りの肉を買って食べる。

その裏で沢山の命を奪っているという事実は知りながらも、実感はありません。

他人より多くの肉を食べている(と思われる)私。

きっと現実を見たら、心から感謝して食べるか、申し訳なくて食べられなくなるかのどちらかでしょう。

食べ物に感謝する気持ち、最近薄れているように感じてなりません。

必要な物を必要なだけ、感謝して大切に・・・エコと同じです。 

そんな事を考えながらも勇気のない私は、今日もそのDVDを手に取り・・・棚に戻す・・・。

分かってはいるけど難しい。

エコとエゴは表裏一体かも知れません。