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2017年03月29日

恵和興業 リリース

2017/3/29

「埋め立て処理された石炭灰(エージング灰)を再生資源化」

当社は、清水建設(株)、東北電力(株)と3社共同で、石炭火力発電所から発生する石炭灰(新生灰)のうち、処分場に埋め立てられた石炭灰(エージング灰)をリサイクルする技術を開発し、この度、清水建設(株)より上記技術のニュースリリースを行いましたので転載します。

清水建設(株)ニュースリリース (同社HPより転載)

http://www.shimz.co.jp/news_release/2017/2016057.html

 

この石炭灰リサイクル技術は、処分場で湿潤化したエージング灰の含水率等を踏まえ、セメント・水の最適な配合設計手法を確立し、砂粒状のリサイクル資材を製造するものです。このリサイクル資材は、路盤材、盛土材に求められる品質管理基準・規格値をクリアし、土壌汚染対策法に基づく特定有害物質の溶出量検査・含有量検査においても同法の基準を満たしています。

本技術は、当社が資材化業務を担当した、宮城県南三陸町の災害廃棄物処理業務(当社業務期間H24.10-H25.10)の中で清水建設(株)と共同研究、実用化した災害廃棄物の再生資材化技術がベースになっています。

東日本大震災以降、石炭灰の有効利用の重要性は増しており、未利用の発電副産物を活用し土木資材を製造する本技術が東北地方復興に貢献できるものと考えています。

以上

恵和興業株式会社 営業企画部