【産業廃棄物関連業務】

01.ゼロエミッションとは

国連大学が1994年にゼロエミッション研究構想(Zero Emissions Research Initiative = ZERI)として提唱したものです。環境を汚染することのない生産工程を用いたり、異業種産業(企業)の連携によって廃棄物の再利用をすることで、社会全体における廃棄物排出ゼロを目指す、または構築するシステムのことをいいます。

01.ゼロエミッションとは

02.恵和のゼロエミッションへの取り組み

私たちはこれまで、リサイクルの究極形である「ゼロエミッション」を目指して事業としてのリサイクル活動に誠心誠意取り組んで参りました。しかし、建設系に含まれる細かい砂やガラス片などは分別が難しいため、再資源化できないものは埋め立て処理をせざるを得ませんでした。その結果、これまでの建設混合廃棄物のリサイクル率は60%とゼロエミッションにはまだまだ及ばない数字であり、歯がゆい思いをしてまいりました。

02.恵和のゼロエミッションへの取り組み

しかし今回私たちは、薬品などを粒状に加工する「造粒」の技術を応用し、徹底した選別工程により砂やガラスを混合廃棄物から抽出し、粒状に固化して再生骨材に加工することに成功しました。これまでコンクリート片のみからできた再生骨材は実用化されていましたが、混合廃棄物から製造された再生骨材の実用化は初めてのことです。この技術により、再資源化の難しかった建設混合廃棄物のリサイクル率をほぼ80%にまで引き上げることができました。

製品の強度等、物性試験を定期的に行い、路盤材としての品質を満たす造粒物を製造しています。

こうして製造された再生骨材は、再生砕石と混合し、アスファルトなどの下に敷く路盤材として出荷され、また水道管など地中配管の緩衝材としての利用も可能です。

この加工技術により、建設混合廃棄物の埋め立て処理量を大幅に減らすことができ(約1万2000t/年)、さらに、埋め立て処理する場合の経費が削減されるため、全体で見るとかなりのコスト削減にもなります。

私たち恵和興業は、ゼロエミッションの実現を目指してこれからもリサイクル活動への積極的な取り組みを行ってまいります。